銀行店舗 平日休みOK。金融庁、今夏にも規制緩和2018.5.10(木)日本経済新聞金融庁は今夏にも銀行の平日休みを認める。企業間の決済に使う当座預金業務をしている店舗は休日を土日や祝日、年末年始のみとしてきたが、この規制を緩和。過疎地で隔日営業するなど地域の実情に合わせた柔軟な営業が可能になる。人口減で店舗採算が厳しさを増すなか、各行は店舗運営を続ける道を探る。金融庁はこれまでも銀行の店舗運営の規制を緩和してきた。2016年夏には「午前9時から午後3時」としていた営業時間の規制を変えた。これを受けて、完全予約制や「昼休み」を導入する動きが広がっている。(中略)りそな銀行が上野マルイに3月開いた小型店は、1時間単位で完全予約制を敷く。女性行員(40)は「通常の支店より一人一人とじ...10May2018weekly
環境汚染、行方不明、ブラック労働……。ブームの陰で本当はヤバイ豪華客船クルーズ旅行2018.4.12(木)ハーバー・ビジネス・オンライン観光業で成長が著しい業界として豪華客船によるクルージングがある。日本だけでも、2017年の訪日クルーズ旅客数は前年比27.2%増の253.3万人、クルーズ船の寄稿回数は前年比37.1%増の2765回と過去最高を記録している。2016年に世界でクルージングを利用した観光者は2400万人だという。クルージング最大手3社は米国に本社を構える船会社であるが、乗組員は季節労働者のようなもので労働契約条件はその船が登録してある国籍の基準に従うことになっているそうだ。乗組員の契約は最高9カ月で、週労70時間、休暇はなく、家族と離れての生活で、しかも通勤があるわけではなく、同じ船内での寝泊まりと...20Apr2018weekly
ホテルニューグランド、パン製造内製化へ自社工場2018.04.12(木)LOGISTICS TODAYホテルニューグランドは12日、パン製造の自社工場を新設し、レストランや宴会などで提供しているパンの仕入れの大部分を内製化すると発表した。自社消費とホテル内店舗などでの販売を想定している。工場は横浜市中区山下町の分譲マンション「パークコート山下公園」(54.1平方メートル)の一室に設ける。工場名は「ホテルニューグランドベーカリー工房」(正式名称未定)で、1億1200万円をかけて2019年4月から製造を開始する。13Apr2018weekly
アマゾン、配送料引き上げの深謀2018.04.05(木)日経産業新聞アマゾンジャパンは4日、ネット通販の小口の配送手数料を一部引き上げた。手数料が最大1.5倍となる。宅配大手の人手不足が深刻化するなか、消費者向けの料金を改定し配送サービスの維持やシステム更新の投資に充てる。宅配大手の値上げ要請がきっかけだが、これを契機に配送料が無料になる有料会員へ利用者を誘導する深謀もありそうだ。06Apr2018weekly
「EXIT」 ブレグジットと訪日英国人の動向、富裕層へのアプローチ プロ野球・清宮幸太郎の一軍「離脱」、Uberの東南アジア「撤退」、そして何より財務省による決裁文書「改ざん・削除」が話題となったひと月だった。今月は、産業に関わる「EXIT」に関わる報道を取り上げたい。 物に囲まれ何ら不自由のない暮らしに慣れると、既存の価値観からの離脱志向が芽生える。他方、集団なるものは多様化し、小さな集団やそこから外れている個人であっても認知される社会となり、集団への帰属意識は変容し希薄化した。そうした背景も手伝い、「いま」に疑義をもち、画一的な暮らしから脱却を図る価値観が広がっている。そして、「受け身」の態勢から、その反動として好奇心の赴くままに自主的に行動したい、という衝動に駆られた消費者を刺激する商品やサ...31Mar2018weekly
JTB、店舗でAIを活用。効率運営でネットに対抗2018.03.20(火)毎日新聞JTBの高橋広行社長(61)は20日までに共同通信のインタビューに応じ、全国約750ある店舗のデジタル化を進める方針を明らかにした。人工知能(AI)を活用した専用端末を導入し、来店客の相談に応じる。ネット専業の旅行会社が存在感を高める中、店舗運営の効率化に乗り出す。例えば、来店客が入力した年齢・性別などの属性や予算、旅の目的といった情報を店内に置いた専用端末で分析し、最適な旅行プランを提案する。有人窓口では、オーダーメード商品など付加価値の高いプランを要望する客の相談に重点的に対応する。高橋社長は「従来に比べて少ない人数で店舗を運営できる」と話した。(共同通信配信)23Mar2018weekly
国立公園に外国人1000万人は可能か2018.03.12(月)時事通信環境省は12日、全国に34カ所ある国立公園を訪れた2017年の訪日外国人は推計で前年比10.0%増の600万1000人(暫定値)だったと発表した。2年連続増加で、公園別では富士箱根伊豆(静岡県など)が258万人で最も多かった。訪日外国人の日本出国時に行ったアンケート調査結果を基に利用者数を推計した。公園別で富士箱根伊豆の後には、阿蘇くじゅう(熊本、大分両県)の92万6000人、支笏洞爺(北海道)の90万1000人が続いた。16Mar2018weekly
ハウステンボス 水上ホテルはまん丸船2018.03.08(木)朝日新聞長崎県佐世保市のテーマパーク、ハウステンボス(HTB)が、球体型の船を使った「水上ホテル」の実証実験を今月中にも始める。夜に乗り込み、目的地で朝を迎える。今夏にも一般向けの導入を目指す。1艇が丸ごと個室の水上ホテルは世界初だという。宿泊料は1艇につき「5万~10万円の間」(HTB・澤田秀雄社長)という。「将来は、世界の湖や波の穏やかな海で展開できれば面白い。」09Mar2018weekly
働き方改革で会話が消える?2018.03.02(金)日本経済新聞・夕刊働き方改革ばやりの昨今。多くの会社で「早く帰れ」の大号令が響いている。過重労働につながる長時間労働は根絶すべきだが、目先の仕事をこなすのに躍起となるばかりに、同僚らとの会話が減ったという声もある。何気ない雑談にも仕事に有益なヒントが隠れている。効率最優先の職場は生産性を逆に下げるリスクもある。02Mar2018weekly